竹下 節子 氏 (比較文化史家) 講演会 7月7日(火) » 【 終了しました 】

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NPO法人 「にっぽん文明研究所」 の後援する講演会のお知らせです。 

今回は私共の推薦で講師をお引き受け頂いたフランス在住の、比較文化史家でバロック音楽奏者でもある竹下節子氏です。テーマは日本人とフランス人の「死生観」です。先生は“…死は、いくら先送りしてもいつかは必ず訪れる。自らに差し迫ってきてはじめて怖れを覚える。”“…洋の東西を問わず、宗教は死の恐怖を克服する道を教えてきたが、「本当は怖い死」に立ち向かうには、この世とあの世の関係性を意識することが必要ではないか…。”と謂われます。“死は自己の存在が無に帰するのではなく、永遠の人生への移行。死は終わりではなく、生者の為の「利他」的人生を、新たに出発する時ではないか…。”宗教思想史、エゾテリズム(秘教史)を修められた竹下節子先生のスターティングの勧めです。死後に始まる「第三の人生」とは…。ぜひご参加ください!(奈良 泰秀)

テーマ : 『エンディングからスターティングへ』 ~日本人とフランス人の死生観~
日  時 : 平成27年7月7日(火) 午後1:30開始~4:00 (午後1:00開場)
会  場 : アルカディア市ヶ谷(私学会館)
*会場室名は当日案内板でご確認ください。主催は宗教新聞社です。
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25  電話03(3261)9921
JR中央線(各駅停車)、地下鉄有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線 

各市ヶ谷駅下車 徒歩2分

入場料 : 1,000円
【講師プロフィール】  竹下 節子(たけうち せつこ)   東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。比較文化史家・バロック音楽奏者。主な著書に、『聖母マリア―<異端>から<女王>へ』『知の教科書 キリスト教』『フリーメイスン―もうひとつの現代史』(講談社 選書メチエ)『ユダ―烙印された負の符号の心性史』『無神論―二千年の混沌と相克を超えて』(中央公論新社)他多数。
ご連絡: ※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
※入場料は当日受付でお支払ください。
主催:宗教新聞社  後援:にっぽん文明研究所  講演会